仕事中の画面端で王国を築け!圧倒的やり込み要素を秘めたドット絵放置RPG『ファンタジー放置遠征隊』体験版プレイレビュー #Duelist_Idle_Expedition

デスクワークの合間にふと画面の隅へ目をやると、ちびキャラたちが健気に剣を振り、魔法を放ち、着々と戦利品を稼ぎ出している――。そんな「作業の最高の相棒」となり得る期待の新作放置型JRPG『ファンタジー放置遠征隊』が登場した。

画面最下部に常駐させて「ながらプレイ」ができる軽快さを持ちながら、その裏にはクラシックJRPGを彷彿とさせる膨大なビルド構築とハクスラ要素がぎっしりと詰まっている。今回は、時間を忘れてドット絵の冒険者たちを見守ってしまった本作の魅力を解剖していく。

画面の隅で広がる本格派JRPGの世界

本作の第一印象は「とっつきやすさとノスタルジーの融合」だ。レトロで愛らしい手描きピクセルアートで描かれたキャラクターたちが、画面下部でわちゃわちゃとオートバトルを繰り広げる。

「ただの作業用ゲームか」と高めていた予防線は、開始30分で見事に打ち砕かれた。放置ゲームでありながら、プレイヤーの手を動かしたくなる誘惑に満ちているのだ。

戦闘自体は完全オートで進行し、放置しているだけで経験値やゴールド、装備品がザクザクと手に入る。しかし、ただ数字が増えるのを眺めるだけではない。酒場で強力な新人を見定め、手に入れた素材で装備を鍛造し、最適なパーティを組む楽しさは、まさに往年の名作JRPGそのもの。仕事の合間にワンクリックで様子を見るつもりが、気づけば新しいパーティ編成に没頭してしまう中毒性がある。

91種類のロールとハクスラがもたらす無限のビルド

本作最大の強みは、常軌を逸したクラス展開とビルドの自由度にある。7つのメインクラスと21のサブクラスを合わせ、実に91種類ものロールが登場予定だ。

実際に触ってみると、各クラスには固有のアニメーションとスキルが用意されており、組み合わせを考えるのが異様なほど面白い。前衛で味方を守るタフな騎士から、広範囲を凍らせる氷法師、味方に強力なバフを撒く楽手まで、それぞれの役割が明確だ。

さらにハクスラ好きの心をくよくすぐるのが、200種類以上の装備とエンチャントシステムだ。同じ装備であっても付与される性能やオプションにランダム性があり、理想の性能を求めて鍛冶屋にこもる作業がたまらない。強力なレジェンダリー装備とクラス特性が噛み合い、敵を一瞬で溶かすシナジーを発見した瞬間の快感は格別だ。

キャンプ経営と3部隊出撃が加速させる成長体験

冒険を支える「キャンプ経営」も見逃せないポイントだ。酒場や鍛冶屋、商人といった施設をアップグレードすることで、資源の獲得効率が格段に跳ね上がる。酒場でスカウトした冒険者の飲酒代がそのままギルドの収入になったり、作った装備を通りすがりのNPCに売却して資金に変えたりと、ギルド運営の雰囲気を盛り上げる演出が効いている。

また、ある程度進むと解放される「3部隊同時出撃」システムが素晴らしい。複数のパーティを同時に稼働させることで、経験値と資源の獲得スピードが跳ね上がる。1つのメイン部隊を尖った育成にしつつ、サブ部隊で素材集めを並行して行えるため、放置ゲーム特有の「成長の停滞感」を感じにくい設計になっている。

本編への期待と惜しいポイント

ベースとなるゲームシステムは非常に完成度が高く、時間を忘れて遊べるクオリティに達している。一方で、装備のフィルタリング機能の粗さや、多機能ゆえに序盤のチュートリアルが少し分かりにくい点など、UI周りにはまだブラッシュアップの余地が見受けられる。

しかし、それらの懸念を吹き飛ばすほど「キャラを育てて装備を厳選する」というハクスラ本来の楽しさが詰まっているのは間違いない。レトロRPGのワクワク感をデスクの片隅で手軽に味わいたいプレイヤーにとって、間違いなくチェックしておくべき一作だ。

ゲーム概要

  • タイトル: ファンタジー放置遠征隊 / Duelist: Idle Expedition
  • ジャンル: 放置バトル × リラックスアドベンチャーRPG
  • 開発元: One Interactive Studio
  • パブリッシャー: Infini Fun
  • 発売日: 2026年第3四半期予定
  • 対応言語: 日本語対応(日本語字幕)
  • ストアページ: Steamストアリンク

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