鉄と魔法、そして緻密な戦術が織りなす極上ダークファンタジーSRPG『Veterum』プレイレビュー! #Veterum

太古の荒野が目覚め、血の邪教団が蠢く混沌とした世界。プレイヤーは「ゲートキーパー団」最後の軍を率いる指揮官となり、迫りくる黙示録を阻止するための過酷な旅へ身を投じることになります。

本作『Veterum』は、名作『Battle Brothers』や『WarTales』といった傭兵団運営型シミュレーションRPG(SRPG)の系譜を継ぎつつ、さらにファンタジー色と戦術的なインタラクティブ性を強化した、非常に中毒性の高いタイトルです。

今回は、この骨太でどこか懐かしく、そして最高に熱い戦術が楽しめる本作のプレイフィールを、独自の視点から余すところなくレビューしていきます。

1手1手が勝死を分ける!緻密極まる「ヘックス戦闘システム」

戦闘はクラシカルなヘックス(六角形)マップで展開され、行動ポイント(AP)をやりくりして移動や攻撃、スキル、魔法を駆使するターン制。しかし、本作の戦闘はただ攻撃を叩き込めばいいという単純なものではありません。

ユニットの向き、視界、士気、そして累積する「疲労」までが戦闘にダイレクトに影響します。特に素晴らしいのが、戦場を自らの手で作り変えられるインタラクティブな環境要素です。 目の前を塞ぐ木を切り倒して道を切り拓き、即席のバリケードを築いて敵の進路を塞ぐ。夜間や暗い洞窟での戦いなら、火を灯して戦場を照らさなければまともに戦うことすらままなりません。

ときには、投石機で放った巨大な岩がターゲットを外れ、手前の大木に激突。その倒木が下敷きになった敵を押し潰すといった、物理演算と環境干渉が噛み合ったドラマチックな瞬間が平然と巻き起こります。この瞬間のカタルシスこそ、本作の真骨頂と言えるでしょう。

個性豊かな4種族と「人間関係」に悩まされる傭兵団マネジメント

プレイヤーが率いるのは人間だけではありません。頑強なドワーフ、弓の名手であるエルフ、そして半野生の獣人トゥーランなど、最大24人の大所帯となる傭兵団を組織できます。

ここで面白いのが、種族間の「相性」と「感情」のパラメーターです。例えば、エルフとドワーフは歴史的に激しく対立しており、初期状態では同じ部隊にいることすら嫌がります。放っておけば士気が下がり、戦場でのパフォーマンスはガタ落ちに。

しかし、戦いで傷ついた彼らを都市の「酒場」へ送り込み、じっくりと交流(という名の強制サシ飲み)をさせることで、少しずつ異種族への偏見を克服し、絆を深めていくことができます。この「ちょっと手のかかる部隊を、時間をかけて最強のチームに育て上げていく」プロセスが、たまらなく愛おしいのです。

ただ、大切に育てたお気に入りの傭兵が、戦闘中のたった一度の不運なダイスロールや手痛い一撃で、あっさりとロストしてしまう非情さも持ち合わせています。スリルと緊張感に満ちた、まさに「大人の泥臭いファンタジー」がここにあります。

自由度の高い育成と収集が止まらないユニーク装備

キャラクターのビルドは、経験値(XP)をどのステータスやスキルに割り振るか、プレイヤーが完全にコントロールできます。 能力値を極限まで尖らせる特化型にするか、どんな局面にも対応できるバランス型にするか、頭を悩ませるのが非常に楽しいシステムです。

さらに、ユニットの個性を際立たせるのがバラエティ豊かな装備品です。 「倒した敵をゾンビとして蘇らせる剣」や「弓の射程と命中率を劇的に引き上げる護符」など、装備スロットこそ2つと限られているものの、手に入れた瞬間に戦術がガラリと変わる強力なアーティファクトが多数登場します。ショップを覗き、なけなしの軍資金をやりくりしてこれらの逸品を買い揃えていく旅路は、冒険のワクワク感をこれでもかと刺激してくれます。

自分好みに世界をいじる!究極のカスタマイズ性

難易度の細かな調整機能も特筆すべき点です。 単純な難易度選択にとどまらず、敵の強さ、経験値の獲得レート、傭兵の給与、さらには「戦闘での永久死亡(ロスト)の有無」まで、プレイヤーの好みに合わせて世界の設定をピンポイントで弄ることができます。

「ストイックに、命の軽いダークファンタジーを楽しみたい」 「ロストに怯えることなく、お気に入りのメンバーでじっくり大軍を育て上げたい」

そのどちらのプレイスタイルにも極めて柔軟に応えてくれる間口の広さは、インディーゲームとしての丁寧なこだわりを感じさせます。

総評:タクティカルRPG好きなら絶対に「買い」の掘り出し物

レトロでどこか温かみのあるグラフィック、一筋縄ではいかない戦闘バランス、そしてプレイヤーの数だけドラマが生まれるオープンワールド。 『Veterum』は、派手さこそ控えめながら、じっくりと腰を据えて戦略に没頭したいゲーマーにとって、時間を忘れて貪りプレイしてしまう魔力に満ちた傑作です。

あなたの知略で混沌をねじ伏せ、最強の傭兵団をその手で築き上げてください。

ゲーム概要

  • タイトル: Veterum
  • ジャンル: ターン制タクティカルRPG / 傭兵団運営シミュレーション
  • 発売日: 2025年11月27日
  • 開発元: Crasleen Games
  • パブリッシャー: Crasleen Games
  • 価格: ¥2,300
  • 対応言語: 日本語字幕対応
  • Steamストアページ: https://store.steampowered.com/app/1864690/Veterum/

Veterum

  • 発売日2026年9月7日
  • 開発Crasleen Games
  • 販売Crasleen Games
  • 価格¥ 2,300
  • 言語🇯🇵 日本語対応

ターン制タクティカルストラテジー、詳細な戦闘システム、インタラクティブな環境。オープンワールドを探索し、クエストをこなし、レアなアーティファクトを探し求めよう。ゲートキーパー団最後の軍を率いて、迫りくる混沌を食い止めろ!

ゲーム説明

太古の荒野が目覚めた。狂った預言者たちが来たるべき黙示録を予言し、血の邪教団が公然と生贄の儀式を執り行う…あなたはゲートキーパー団最後の軍を率い、迫りくる混沌を食い止めなければならない。あなたの旗のもとに集うのは人間だけではない。屈強なドワーフ、謎めいたエルファー、半野生のトゥーランたちも加わる準備ができている。しかし忘れてはならない—他の種族と肩を並べて戦うことを、快く思わない者も少なくないのだ。 謎と危険に満ちたオープンワールドを旅しよう。クエストをこなし、レアなアーティファクトを発見して兵士たちに装備させよ。ユニットのステータスを強化し、新たなアクティブ・パッシブスキルを習得しよう。 歯ごたえのあるターン制バトルで、あなたの戦術的才能を証明せよ。各戦闘では、特定の敵に最も適した戦士を選び出せ。ユニットの視線・向き・士気・蓄積した疲労を考慮に入れよ。バリケードを築き、堀を掘り、川を凍らせ、木を切り倒して戦場を作り変えろ。夜の生き物と戦う時は、火を起こして戦場を照らせ。鉄と魔法のすべての力で敵を粉砕せよ! ・詳細な戦闘システムは、ユニットの士気・疲労・向き・視線、戦場の各マスの照明レベル、天候効果など、多くの要素を考慮に入れています。 ・インタラクティブな環境:戦場上のほぼすべてのオブジェクトに干渉することができます。 ・戦闘開始前に、一回限りの巻物を使って雨を降らせたり、敵を毒状態にしたり、カタパルトを建造したりすることができます。 ・オープンワールド:ストーリーキャンペーンがありながらも、軍をどこへ向かわせるかはあなた自身が決めます。 ・プレイするたびに異なる体験が待っている:クエスト、ランダムバトル、都市の商品など、多くの要素がランダム生成されます。 ・ゲームを好みに合わせてカスタマイズ可能:全体的な難易度レベルの選択に加え、命中率・HP量・獲得報酬など、さまざまな要素を個別に調整できます。 ・使いやすいユニット&マップエディター。独自のミッションを作成して、他のプレイヤーと共有することができます。
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Steamユーザーレビュー

非常に好評

ポジティブ 85.66% (全 251 件 / 👍 215 件)

ゲーム情報(IGDB)

  • 対応プラットフォーム Linux / PC
  • ジャンルRPG / ストラテジー / ターン制戦略 / 戦略 / アドベンチャー / インディー
  • テーマファンタジー
  • プレイモードシングルプレイ
  • 視点見下ろし視点

Turn-based tactical strategy with a detailed combat system and interactive environment. Explore the open world, complete quests, search for rare artifacts. Lead the last army of the Order of the Gatekeepers and stop the coming chaos!

プレイ中人数

現在 13 人がプレイ中

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最大: 154人 / 直近21回分

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